2013年3月5日火曜日

Over the Rainbow 2/2 社会起業ゼミ

フィードバックをシェアしようと思った。
一月前だけれど。

Video streaming by Ustream


 社会起業ゼミのオーバーザレインボウさんは、1年くらい前からWEBでだけ知っていて。
http://www.over-the-rainbow-with-love.com/

 なんで行こうかと思ったかっていうと、事業の一つに、古着をネットやラフォーレとかの店舗で売っていて、その古着は、アメリカのもので、それぞれの洋服に、それを着ていた女の子のストーリーがついてるの。
 それこそDVから、HIVとかね。
 みんなそれぞれの関わってる社会問題。
 それで、僕は日本の女の子とアメリカの子がつながるんだと思って感動してた。

 でも、じっさいはそれは日本の子に対しての「(自分の問題に気づく)きっかけ」らしかった。
 それを買った子たちは、自分の持ってる問題にも反応することにもなって、それから、オーバーザ…がやってるワークショップに参加したりしてくみたい。

 自分の問題と、そして解決、さらに夢がどんなのか、わかってゆくイベント。
 お料理を作る過程を利用して、いろんな計画の立て方を学んだり、結婚の妄想をすることで事業プランニングと同じように作ってみたり。
 そういうふうに女の子向けに、起業とか事業の立て方を学んでったりするみたい。

 さらにそれを夢ができた女の子を支援するシステムもあって、たとえば色んな人に話したり、ピラティスをやってくうちに自分のDVに気づいた女子高生は、 自分もピラ教室をやりたいんだけど、それに、もっと年上の人たちが、コンサル業だったり、つなげたり、資金だったりで「投資」する。

 じっさいメンバーはたくさんいて、古着も売れてるみたい。(千人・千枚単位)

 十和田の伝統工芸を、ミラノで復活させるみたいなこともやっていて
 十和田にある織物があって、着物をほどいて、編みなおして違う織物にする「裂き織」っていうのがあるのね。
 彼女は「ユーズドリサイクルブランドだ」って思ったんだけど、行ってみると、おばあちゃんたちもいろんな問題(やっぱりDVとか、孤独とかね)持っていて、そこで集まって織っていてみんなで話したり、それで救われてる現状もある。

 という。

 ここまではシゴトノアトリエ周辺の今日行けなかった女子にメールでも言ったこと。

 で、僕が何を思ったかっていうと、やっぱり自分の問題があるからこそ、その問題を媒介に、世界とアクセスできる、友情も愛も生まれる、自分を好きになれる、孤独じゃなくなれる部分があるんだろうなと。

 あらためて。

 シゴトノアトリエは、自分たちのニート経験を逆手にとって、生かして、ニートだからこそ、ひきこもってきたからこその仕事を作って「ありがとう」って言われようぜ、っていうコンセプトのはずだった。
 今開店休業だけど。

 でもそれは、自分の境遇状態、どんなことに困っていて「助けて」と言いたい、「どうにかしたい」と思いたい、と思えるからこそ、できること。
 だから「きっかけ」というのは、言葉のなんだか軽いかんじ以上に、本当は大事なのかもしれない。

 自分を知っていないと、自分をどうすることもできない。

 OtRさんたちは、色んな仲間もきっとうまく集まってるんだろう。
 助け合いの文化は、女性たちの特質かもしれないから。
 僕はレンタル空手家の発表(悩み相談?)を少しさせてもらったけど、やっぱり自分の中で意地をはってる部分(当事者の親にはアクセスしたくない、とか) という部分もあって、あと、まあ色々当時者メンバーどうしでも色々あったり、営業してても、僕がキレて帰ってくることも非常によくある。

 女子社会起業的な人たちがまぶしい部分はそこにもあるとは思う。

 何書いてんのかわかんなくなってきたけど。
 思ったのは、代表の方も色々問題持ってきてらしたと思うけど、それでも色々なところとつながって、だから世界にも行こうとできるんだな、世代もこえてつながろうとできるんだなということ。

 僕がレンタル空手でアドバイス受けたのも、結局つながりの部分だったし。

 つながりは、なめられないね。

 人は、怖いけど。

 今さん、佐野さん、同席いただいておしゃべりしていただいたり、アドバイスをいただいた方、SEカフェの木村さん、ありがとうございましたm()m

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