2013年3月6日水曜日

3/2 kurita keiko アイスランド写真展(明日まで)


(プチ)フィードバックをしましょうね

kurita keikoさん http://swimciel.net/ のアイスランド展へ行った。
http://www.facebook.com/swimciel

僕は前からアイスランド滞在時のブログが好きで、時々のぞいていたのだ。
http://icesnowswimland2011-2012.blogspot.jp/

高校卒業するくらいから、アイスランドに留学したいとかものすごい漠然としたことを思っていた。
そのころメンタル的にひどかったのだが…。
ひきこもり直前とかのことだ。
本屋に行くたびレイキャビク調べたり、アイスランド語の勉強本も買って、ノートに色々書いてた。
下手するとテープも持ってた(本についてたかな?)

ビョークもアイスランドって後で知ったかな。
アイスランドが舞台の単館映画とか見てたのもそのころとかだった。
「春にして君を思う」(おじいちゃんとおばあちゃんの)とか、他にもあった。

何が、ひきつけるのかなとか思って、今日行って、見て、くりたさんともお話できて、ほんの少し思った。

「幻想と現実がからみあってる」とくりたさんは言ってた。
たしかにそうなんだろうな。

街でも、お湯をひねると温泉水が、水は地下水が出るという。
そういうのもふくめて…。

「アイスランドにいると、何か回路がつながるような気がする
写真にうつっているのは、全部自分だけど、この、体験を自分の持ってる媒体(カラダってことだろう…)を出すことで見てほしいと思ってた」

アイスランドは、やはり人口少ないこともあるのかもしれないが(30万)、やはりすごく自然と人とも一体している感があるという。
それは、もしかして東京とかでも見つけられるものなのかもしれないけど、まだ、やはりたくさん階段をのぼっていかないとたどりつけない。

僕は、くりたさんが、「アイスランドを基本」(とくりたさんんも言っていた)にして、自然と人間と、溶け合うような回路を色んな地球の様々なところでも、開いていけたら(くりたさんの身体が)、それをいつか見てみたいと思った。

アイスランド、日本(出雲かもしれないし、屋久島、アイヌの地かもしれない、だけど東京にもきっとそれはたくさんあるんだろう)、中国、アメリカ、アフリカ…きっと色んなところに、伝説と幻想と一緒に暮らしてきた歴史はあって、「文明」以前に人はずっと暮らしてきた。

くりたさんにとって、回路をひらくのはアイスランドだし、きっと開きやすい土地だとは思う。

そんな写真や作品が多くなるなら、きっと地球は、人は、つながりあってるのだと思えるだろう。

アートの一番底にあるのは、平和だとも思うから。

「そういえばアイスランドの写真は、地球みたいだなあ」と思った。
地球ができた時や、本当にそういうものを感じますとくりたさんも言ってた。

僕がアイスランドにひかれたのは、その時死にたかったからだろうと思う。
「死」が、優しいものが、そこにあるようにも思えたのだ。
怖くもなく。
思えば、それは当たり前かもしれない。
死も生も、人も自然も、伝承も現実も、きっと本当は同じ地平にあるとも思う。
くりたさんの作品で、くりたさんは、どこか風の中に溶け合いそうで、消えてしまっても、それも自然かもしれないと感じさせた。


ものすごく勝手なことを言ったり、思ったりして、後にした。

くりたさんお時間いただいてありがとうございました。

ビームス展は7日(木)までで、明日が最後です。

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