2013年3月18日月曜日

掃除をしに来てくれた人 3/17

 --チラ裏シリーズです --


今日、人が僕の部屋に掃除を手伝いしに来てくれた。

僕は掃除が本当にできなくて、本当に、もうなぜかわからないけど、できないのだ。

「来る」日や時間の直前になって、てんぱりぶりは置いておいて。

本当は、最初ねこぜさんは、僕の部屋を「手伝いますよ!」と来てくれようとしたのだが、
僕が、自分の部屋に人をいれることが本当にこわくて
あと、けっこうもう本当にゴミとか汚れとかやばすぎたので
最初断って
でもどうしてもできなかったので、「お客さん」として来てくれとあらためてこちらから頼んだのだった。
「お客さん」なら、僕が「招き入れないとやばい」と、自分で掃除するだろうと思ったからだった。

だが、ギリギリやばいゴミだとかキッチンのひどいカビだとか、床の掃除機(一部分だけだが)だけをもう本当になんとか、して、とにかく病気にならないようなかんじで入れるので精一杯だった。

ねこぜさんの紳士ぶりはびっくりしたが、それは置いておいて。

2時間弱くらい、色々拭いたりしてもらっていた。

足の踏み場もないし、問題は僕の整理だったりで、というのもあった。

見も知らぬ人のとこに、しかもひどいレベルのゴミ屋敷に、普通に微笑んで入ってきてくれて、ひどい汚れやら、書くのもはばかられるようなものもしてくれようとして、とにかく、なんというか「なんだこれ」というようなかんじだった。

帰り、ある料理屋で食べてもらおうとしたのだが、この駅の近くには、喫煙の店しかなく、くさくて煙って、僕はほとんどキレそうになっていた。

送って…

少しまた片付け、寝ようとしたのだが、枕やシーツを洗い、布団も干していたので、(しかも部屋も<いつもよりは>綺麗なので)なんか、「なんだ」と思った。

悪いかんじではないと思った。

なんというか、ほんの少しだが、自分にも価値があるかな、というかんじだった。
今夜だけだと思うかもしれないけれど…。

その時、思ったのだ。

(なんで俺は、汚い状況で、寝なければ、暮らさなければいけないんだ??)
(なんで俺は気づきもしなかったんだ??その状況に???)

また、思ったのだ。

タバコを僕は、本当にムカついている。
毛嫌いというか、蹴飛ばしたくなるくらい殺意を持つときもある。

それは、なぜ。

まるで
「お前には、価値もないし、お前がそこにいることなんて知ったこっちゃない
だから、俺はまったく構わず吸うぜ」

という、その態度、状況に、俺は頭にきていたのだと。


道ばたで寝る、ホームレスのことを思う。


彼らは、おそらくは「俺は、こんなところで寝るのでいいや」と
思って、その状況も 続いているのではないか??

俺のこの部屋のように…


なんで


なんで俺は、


誰が。

誰がしているのだ、この状況に!!!!!!


なんで俺はこんなとこで寝るのが当たり前になっているんだよ
なんでこんなことにも気づかないんだよ!!
なんでそれが当たり前になって、それでもつらく、毎晩くるしんでいるんだよ!!
なんなんだよ!!!!!



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