2013年3月17日日曜日

--完全なチラ裏のひとりごとです -- 3/16

昨日のこと

最近、土日の稽古の帰り道に、よく思い出したりすることがある。
いろんなことだけど。

今日は、僕が10代のころの、ときどきお茶したり連絡をとっていた、AV女優でライターの人のことだった。
その人は、薬物多量摂取からの事故ででなくなってしまったけど、最後のほうは、お金もなくて、花園神社の階段で、二人話していたりした。

インタビューしたいんだといって、会うと、会うたびにそのころは疲れてきていたけど、髪の毛も坊主にして、化粧もしてきてなかった。
そういう撮影だったのか、自分で切ったのか(両方だったと思う)

「死にたい人を、少しでも話しを聞かせてもらおうと思ってるんだ」
と言ってた。
その頃の僕は、別に今ほどはひねてなかったので、求められるまま色々答えていたと思う。
聞き出すのもきつそうで、話と話の合間に「ごめんね、時々休みながらとか、間があいちゃうかもしれないけど」と小さく疲れたように笑いながら言ってた。

(この人元気になってくれるんだろうか)となんとなく思っていた。
会うたび金もなく元気じゃなさそうになっていったからだった。
「薬のせいで」と言って、いろいろむくんだり、不調が大変なのだと言ってた。

そんなにまでして、飲まなければいけないのだったか。

その後、僕も体調悪く(ひきこもりモードに)なっていったというのもあって、連絡しなくなっていったが、ライターも女優もやめて、某深夜バイトをしているとは知っていた。

「生きたいんだよね、死にたいと思うけど、薬をたくさん飲んだり、自傷行為していたり」
そうでしょ?と確認するように、そういう話を、僕から聞いていたりした。

確か本を一冊書き上げたのだったか。
いつか帰りに、買ったように思う。

その後、一人で自室の某箇所でなくなった。

僕は自傷しだしたのは、彼女の影響というか、きっかけのようなものもあった。
「どうしてこんな世の中なんだろう」
と、話を聞いているうち、どうしても何かこみあげてきたのだった。
雪か、桜かが、降っていた。

ふと思い出した、あの花園神社の石階段の感覚。
金がなくて、そこまででもして、知りたかったか。
あちこちまばらな坊主頭で、目の焦点もうつろな。
それでも、聞きたかったか。
何を???

あの時の風景を、思い出すと、怒りのようなものがこみ上げてくる。
涙が出そうなまま、自転車をこぐ。
いったい、俺は何に怒っているのか!!!???

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