私は、今回の皇居マラソンが終わったら、これを皇居マラソンイベント、最後にしようと思っていました。
理由は色々ありますが、主に、私の生活の中で、負担になりすぎ、また、自分に返ってくる見返りが無さすぎると思っていたからでした。
本当に、今回の準備をしていて、辛くて、主に自分一人でやる作業は、本当に無理やり、義務のような感じで行っていました。(他の人と一緒にやっていたり、会っていたりする時は別でしたが)
しかし、皆さんが動いてくれているのを見て、一つ条件を心の中でつけました。
■参加費がゼロ円になる。
■参加者が100人来る。
このどちらかが達成されない場合は、やめよう、と。
これはどちらの条件も、「経費が還元される」からです。
ゼロ円になりました。
ありがたいです。
100人に近くなりました。
ほぼ目標に近く、去年までの30人と比べたら、かなりのものです。
これでどうするか。
しかし、私の心の中では、皇居マラソンを、続ける気にはなれませんでした。
私は、今回のイベントは、自分の中では(あくまで現在の自分の中だけでは!)、半分、”失敗”だったと思っています。
(半分は、”成功”、というか、全体的には、成功だったと思っています。運営、スタッフ、寄付、ファンドいただいた方々、実際の参加者さんのがんばり…もろもろ、素晴らしいもので、感謝しています。
それらは、公式ブログのほうを見てください)
目が行き届かなかった。
私が思っていたコンセプトを実現できなかった(私の不行届きのせいで)人たちが、少数ながらいる(いる、と思うのも、私の中だけですが)
僕は、このイベントは、一番、社会に居場所がないと感じている人たちが、「がんばろう」と思う時に、少なくとも、ここだけは、居心地がよくて優しくて、そして、何よりも、一緒に伴走する熱い、たった数時間にしたいと思っていました。
一年に一回は。
この世界のようではなく。
世界は、居場所がないと感じる人たちに対し「自分だけがんばれ」と無言で言い、「受け入れられないのは自分のせい」と無言で送るものです。
私は、今回のイベントを、自分の一番最初の理想とすることが出来なかったと思っています。
会場で、一番居心地のよくないと感じている人が(それは、自分自身の人生においても絶対的に…?)そのまま、この世界と同じように、再現されていた可能性が高いものだったと思っています。
私は今回、現場にほぼ携わることなく、すべての役目を他に任せていました。
実際走る時も、集会所の走った後のメイン時間が終わる5時まで、ずっと外にいて帰ることはできませんでした。
また、様々な時、別にことをしていたり、見逃していて私の目標理想とは完全に裏の状況を作ってしまっていました。
私は、自分の中だけでは、このイベントで自分の準備期間からの行動を、悔いています。
私以外の、今回出来た、様々な新しいこと、おかげで作られたことなどは、本当に成功だと思っています。
本当に皆様に感謝しております。
本当に。
皇居マラソンを、素直に「終わる」と言うわけにはいかなくなりました。
私の中で、納得が行かなさ過ぎているので…。
第4回皇居マラソンは、終わりません。(私だけです)
それは、このブログ(1for皇居マラソン公式ブログ)に今日以降から、書いていこうと思います。
かなり、長くなる可能性もあります。
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私はいったい、一人だけでも、このイベントに来て、どこか裏切られた気分、新しいものを感じて帰れなかった方がいれば、そのイベントは失敗だったと考えています。
実際に「不満」だったフィードバック、感想等はまだ見ておりません。
(メールもレスも、まだ一切みていません)
ですが、そう思うのです。
このイベントで、80パーセントがどんなに新しく、満足し、発見していても
残りの少数が、既存で、同じ世界で、目が届かない感じを感じていたなら、失敗なのです。
たった一人の、一番つらい人でも。
だって、世界ではなく、私がわざわざ
「居場所がないと思って来た人でも大丈夫!」
「熱い二人一組走りができる!」
と公約開いてきたものですもの。
そして、それは、僕の中だけであるかもしれませんが。
さらにそれが僕の怠慢甘さ、真摯でなさにあるものであれば。
※今回のイベントで誰かや何かがどうこう、起きた、発生した、ということではありません。私が「できなかったこと」について悔いています)
皇居マラソン「全体」については、本当にありがたいと思っております。
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